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勝手気ままなどうしようもない日記

by roti-duarats
 
ランチェスターの法則
ランチェスターの法則なるものが経営学の分野にあるらしい。
もともとは、戦争の戦略研究が発端のようだ。

市場を強者と弱者に分け、それぞれの戦い方を研究したもので、
端的に言うと、
 強者は、同質化戦略、総合物量主義、確率戦を
 弱者は、差別化戦略、一点集中主義、一騎打ち戦
を目指して戦うのがいいらしい。

なんで、ランチェスターの法則を調べようかと思ったのか。
それは、こんな記事があったから(朝日新聞)。
民主、あくまで対決路線 早期解散に追い込む戦略
 参院での与野党逆転を背景に、自民党の福田康夫新総裁は、政策面で民主党への歩み寄り路線を強める構えだ。これに対し、政権交代をめざす同党の小沢代表は、あくまで対決路線を貫き、早期の解散・総選挙に追い込む方針に変わりはない。(中略)
■丸のみ許さぬ政策模索
 民主党への福田氏の秋波が鮮明なのは、年金問題をはじめとした社会保障の分野だ。
 総裁選で福田氏は、年金制度見直しについて、民主党が主張する「基礎年金の全額税方式」も含めた検討を表明。公約にも障害者自立支援法の見直し、高齢者医療費負担増の凍結などを盛り込んだ。23日の就任会見でも福田氏は「国民生活に関係する分野では、民主党の協力を得ていきたい」と強調した。
 こうした福田氏の言動について、民主党の鳩山由紀夫幹事長は、皮肉を込めてこう分析する。
 「1位と2位の企業が争う時、1位の企業はどうするか。2位の企業が作っている商品を模倣して作ればいい。そう考えているのではないか」
 経営工学における「ランチェスターの法則」と呼ばれる考え方だ。
 実際、福田新政権が歩み寄り路線を徹底してくれば、年金保険料流用禁止法案などは、与党が「丸のみ」する可能性もある。今回と同様、自民党が参院選で大敗した直後の98年の「金融国会」で、民主党は対案を丸のみされた。
 それならば、1位の企業の模倣を許さない魅力的な商品を売り出し、一点突破しよう――。民主党がもくろんでいるのは政府・自民党との「差別化戦略」だ。

まさにランチェスター戦略。与党は同質化、野党は差別化。
by roti-duarats | 2007-09-25 23:14 | Others
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